Twitter眺めてたら佐渡冬紀行というJRのパックが超お得〜って話だったので予約して行ってきた。 佐渡島観光・旅行プラン 美味をたっぷり味わう佐渡冬紀行:びゅう|えきねっと(JR東日本) (opens new window)
東京からの移動費宿飯2泊4食で3万。完全にバグってる。佐渡市からの助成金のおかげでここまで安くなるらしい。
上越新幹線で新潟へ。平日だったけど指定席には外国人客がとても多くて気になってた。全員越後湯沢で降りてスキー客であることに気がついた。車両の一番うしろの席取ったんだけど、みんな人二人入りそうなサイズのスーツケースを詰めたり乗せたりしてきたのでぎょっとした。リクライニングできるスペースは確保できたので良かった。
新潟駅からフェリー乗り場へ。新潟〜佐渡の移動手段として普通のフェリーとジェットフォイルの2種類があって、フェリーは2時間半(もしくは2時間)、ジェットフォイルは1時間かかる。今回はジェットフォイルを予約していて、いざ佐渡へ〜とか言ってたら荒天で乗ろうとしてた便が欠航してていきなり試されている。フェリーはどうにか乗れそうだったので、変更してもらって乗船した。荒天ということもあって、船は出港30分もしないうちに大揺れ。佐渡カレー食べて寝る以外何もできなかった。
昔青函を結んでいた双胴型のフェリーと同型のフェリーにも乗れるチャンスが有ったみたいだけど、今回は叶わず。
1時間半暇になったの顔 pic.twitter.com/IKKe94oQYb
— いかるが (@UVB_76) January 31, 2020
荒れ狂う日本海の上からお送りしております。たすけて。
— いかるが (@UVB_76) January 31, 2020
佐渡につく頃には波は落ち着いていた。異様に低い雲が島全体を覆っていて、 冬の日本海側の歓迎を受けた気分になった。
港から降りると、微妙に降っていた雪が雨になってしまったので、外へでるのは諦めて宿でゆっくりしてた。
飯はツアー特製の御膳。のどぐろ選んだらテーブルはみ出すぐらいの料理がどかっと来て笑っていた。
ファーフルーフトレジェンダリアみたいな物量譜面降ってきて死ぬかと思った。 pic.twitter.com/hrJJ6O3AI1
— い (@UVB_76) January 31, 2020
正直宿はちょっと寒かったんだけれども湯たんぽを貸していただけて助かった。初めてゆたんぽ使ったけどまじで足元暖かくてよかった。家でも使いたくなった。
2日目は佐渡汽船レンタカー軽を借りて佐渡金山へ。佐渡の道路はほとんどが1車線で走りやすい。1車線なのに2車線の幹線道路にありそうなお店がぞろぞろ立ち並ぶ様子が面白かった。思ったよりも都会ではある。ヤマダ電機とかある。蔦屋書店もある。
金山は港からゆっくり走って1時間弱。広大な駐車場に車が3台。めっちゃ空いてた。
江戸時代に手掘りで採掘された宗太夫坑と明治以降に掘られた道遊坑の2つのコースがあり、トロッコを見たかったので道遊坑へ。中は涼しくて龍泉洞を思い出した。温度湿度が保たれているのを利用して日本酒を保存しているのが印象的だった。トロッコの線路が敷かれた坑道を抜けて、山を掘りすぎて削れた姿の道遊の割戸を眺め、機械室の設備にときめいていた。次は山師ツアーで坑道を探検してみたい。
金山では鉱石を採るだけでなくて、粉砕、分別、輸送までを町全体で行っているのがわかる建造物がまだ残っている、それのどれもが廃墟感を漂わせていて最高だった。
レンタカーを運転していたので自分は飲めなかったのだけれども、妻が日本酒を求めていたので酒造巡りをした。
金鶴買ったんだっけ? 酒蔵、というよりかは酒扱ってるお店。薪ストーブの雰囲気が良かった。
酒蔵をなんとなく眺めたかったらここが一番良さそう。お店とバックヤードの境があいまいな感じで、裏から入ったらいきなり瓶詰めされた日本酒の山が立ち並んでてびっくりしちゃった。真野鶴という日本酒を作っていて、結構辛口。ここで妻が一升瓶を買い、帰りに苦労することになる。
お昼、Twitterでバズってた某食堂がやってなかったので寿司屋を探すことに。適当に入ったんだけど、結構あたりだった。お寿司も美味しいのに漬物と煮物までサービスしてくれて感謝しかない。店主ご夫婦と佐渡の話もできて最高の時間だった。
うさぎが野に放たれているという話を聞いたので行った。ついたら小雨だったんだけど、普通に野に存在していたので写真撮りまくってた。役割としては以前立川にいたヤギと同じらしい。雑草食べてくれるんだって。
たらいと言ったらソダ間欠泉だよね!!というか元ネタがここ。結構日本の地名もじった場所多いよねあのゲーム。イセリアとかオゼットとかフラノールとかそのまんまだし。アルタミラとかサイバックとかちょっとひねったやつも好き。
10時に行ったらだれもいねえ!!一応受付で乗船料(?)を払ったらおばちゃんがやってきて乗せてくれた。こんなのに人間のれるのかよ!って思ったけど普通に乗れた。途中で舵取りを交代してくれたのでチャレンジしてみたけど全く前に進まず、その場でくるくる回って終わった。マジでむずい。
GW過ぎたあたりだとたらい船に行列ができるという話を聞いて、金山の駐車場も埋まるのか…と考えていた。ということはシーズン中道路も激混みじゃない?怖すぎる。
これはさっき乗ったたらい pic.twitter.com/NgP7SpnZyY
— いかるが (@UVB_76) February 2, 2020
家。家。古い家。道。集落。塩。雰囲気が最高。普通に人が住んでるので、ちょっと気を使う。タイムスリップした気分になれた。
宿根木から海沿い走ってきた。酒蔵見学は予約が必要なんだけど、店員さんの対応がすっごく丁寧で試飲のお酒をめちゃくちゃ並べてくれた。シーズンだったらもっと人がいてここまでサービスしてくれないだろうなとも感じたので、やはり冬に行くべき。帰りのルートを考慮しないと結構辛いことになるのだけは気をつけたほうが良さそう。港に帰る際、何も考えずナビの通りに長谷寺のある最短っぽい道を通るとまあまあな山道になっていて、結構気を使うことになった。
めちゃくちゃ試飲してる(俺は飲めない) pic.twitter.com/erpsaad17r
— いかるが (@UVB_76) February 2, 2020
フェリー乗り場の中のレストランで食べたけど普通に美味しかった。ひたすらブリ食ってた。ここでも自分たち含めて2組だけ。空いてるって最高。
当初フェリーで帰る予定だったんだけど、予定変更してジェットフォイル搭乗。乗船じゃなくて搭乗。飛行機かよ。フェリー乗ったあとだとドン引きするほど速い。フラフラ歩けないので寝るしか無いのが辛み。
ジェットフォイルで帰ってきた理由がこちらです。500円でコイン5枚。1コインでおちょこ一杯分の日本酒がでてくる破滅の都。とりあえず知らないやつ飲んでた。「のぱ」って名前面白そうって飲んだらめちゃくちゃ甘くてびっくりしちゃった。あと日本酒以外にもやたらとおいしいきゅうりが1コインで食べることができて良い。
一緒に食べれる塩の種類が異様に多い。マグマ塩は舐めた瞬間温泉が広がった(硫黄の味 pic.twitter.com/PzpNoL7DZ7
— いかるが (@UVB_76) February 2, 2020
塩もたくさん並んでる。
適当に駅前眺めて新幹線で東京まで無事に帰ってきておしまい。
これは知見ですが、一升瓶をキャリーケースに入れて運ぶと、重い。
— いかるが (@UVB_76) February 2, 2020
これも知見ですが、要冷蔵の一升瓶を買うと冷蔵庫に入らない。
— いかるが (@UVB_76) February 2, 2020
ICカードコレクションに新しい仲間が増えました。 pic.twitter.com/ZKeCSjGltN
— いかるが (@UVB_76) February 2, 2020
🙆♂️
雪もちょうど降って無くて運転イージーモードだったし雪降ってなければ本当に冬また行きたい。ありがとう佐渡ありがとう佐渡。